ハイドン・ファン、オリジナル楽器ファンの皆様、
知られているようで意外に知らないハイドンを中心に、フレッシュな古典派音楽を オリジナル楽器の響きで聴いていただきたいという熱い想いでこのグループは発足しました。 第1回のコンサートおよびそのライヴ録音で、私たちはその想いを少しでも皆様に お伝えすることができましたでしょうか。
古典派初・中期の音楽の多くはオーケストラと言っても小規模であることが多く、 長くハイドンを抱えたエステルハーツィ家のホールもそれほど大きくはありません。 現在のOLCのサイズはエステルハーツィ初・中期のオーケストラとさほど違わず、 また定期公演を行っております浜離宮朝日ホールは美しい音響で、ハイドンの面白さや 音楽の細部と同時に豊かな響きも存分に味わえる理想的な場所です。 大きすぎるホールでは音量が貧弱に、そしてディテールは埋もれて全てが一様に聞こえ、 古典派の何が面白いのかを感じ取ることはできないのです。しかし残念ながら、 このように小規模な場所での活動は経済的に大変困難です。
どうか私たちのエステルハーツィになってください。
聴衆の皆様との親しいコミュニケーションを願って、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサートでは、演奏だ けでなくその前後も楽しいひとときとなるようにアイデアを練っています。それに加えて、私たちを特別に支えてくださる『りべら倶楽部』の方々には、ご芳名をプログラムに記載させていただくだけでなく、感謝の気持ちをこめて、会員の皆様のみを対象とした サロン・コンサートとパーティ をご案内させていただきます。そこでは、私を含めたOLCメンバーによって、普段のコンサートではめったに聴けない曲やアンサンブルなどをお楽しみいただき、またメンバーも交えた歓談の時を持ちたいと考えております。
『「過去の音楽」は今や現代のものとなり、私たちに必要不可欠なものとなった』とはN.アルノンクール氏の言葉ですが、オーケストラ・リベラ・クラシカは、現代に生きる私たちの心の糧として必要な音楽を、エステルハーツィ候がその昔楽しんだのと同じ、いやそれ以上のヴァラエティをもってお届けする所存でございます。
皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
鈴木秀美


